Jimdo2009年時点のデメリット→2013年アップデートチェックしてみる


先日Jimdoのメリット、デメリットをまとめましたが、2009年当時の「出来ないことリスト」を2013年現在、再度チェックしてみました。
結果としてあまり変化は無かったです。

ただ、機能を絞り、簡単にサイトを構築、更新する方向に特化したサービスだと思うので、それはそれで良いと思います。
私の場合は、当時(2009年)にウェブ制作業務に利用を始め、結局あきらめてワードプレスを使用する事になりました。
これはJimdoの問題では無く、サイトの目的による向き不向きでしょう。
とにかく時間が無い時や、数回限りのイベント、個人のサイトには良いと思います。

チェックしたリスト
実際にお客様のサイトを作って分かったデメリット

・スクリプトやバッチ等での、一括処理が出来ない
→例えばYahoo!リスティング広告出稿の際、「アンチエイジング」の文言を全部「お肌年齢が気になる方へ」のような表現にしなければならない状況の場合、ひとつひとつ見つけて修正しなければなりません。
変更無し。

・メールフォーム等のCGIが使用出来ない。
→但し、現在はCGIはあまり使うことが無いので問題は無いですね。
無し。

・FTPが無い。商品画像をズラーっと並べる時も一つ一つ管理画面からアップ
変更無し。

・ページは絶対サイトのツリーに組み込まれる。
→つまり、特にサイトマップやナビゲーションに載せなくても良いかな、と思うような、商品説明の流れの中の「抗酸化作用ってなあに?」のような、ポップアップで済ませたい用語解説のページもしっかりとナビゲーションに組み込まれます。
これは私のチェック漏れです。「非表示」にしてから、直接リンクを貼れば対応可能。

・要素を複数選択できない。
→Jimdoでは、「見出し」や「文章」のブロックをぐいっと掴んで移動が出来るのですが、その「見出し」と「文章」をshiftなどで一括選択しておいて移動が出来ません。
なので、商品やサービスの説明の順番を変える場合、途中でわけが分からなくなります。
出来ない。

・ページのコピーが出来ない。
→「商品詳細」「事例の紹介」などの基本となるページをテンプレート化して複製し、画像とタイトルと内容だけ入れ替える、という事ができません。
可能になっていました。(しかし有料のみ)詳細はJimdo公式ブログにて

・検索フォームが無い。
→なので、Googleのフォームを利用しなければならない。(2009年当時は広告消すのに年100ドルくらいでした)。また、「検索結果のページ」も作成する必要あり。(そして、これもきっちり「検索結果」というコンテンツとして最初からナビゲーションに表示されてしまいます…)
無し。

・複数ブログ(スタッフブログと社長ブログなど)が不可
やろうと思えば、「分類」(カテゴリーの様なもの)毎に表示する機能を使って可能。それが実用レベルかと言われれば疑問。

・ブログの機能が貧弱な気が(ページネーションや抜粋の設定など)
まあ、普通のブログサービスに比較すると設定可能な選択肢は少ないです。詳しくはこちらにまとめました。

・問い合わせフォームのカスタマイズが貧弱
→なので、woofooなどの海外メールフォームASPの使用を検討しました。
(その後出席したJimdoのセミナーでも、担当者の方がwoofooに言及していました。)
但し、簡単にホームページを立ち上げる目的でJimdoを選択したユーザーには、ハードルが高い選択肢だったと感じます。
状況同じ。

・権限分けが貧弱。ただ、誰でも簡単に更新できるJimdoのコンセプトから言って、デザインとコンテンツを切り離して運用したりするのが難しいのは仕方ない。
変わらず。ビジネスプランであれば、訪問者に対して限定公開は可能。

・画像の大きさ処理が曖昧
→様々なテンプレートが選択可能で、厳密に「ここは横幅560ピクセル」のようなルールが分かりませんでした。小とか大とか横幅いっぱい、の様な選択肢から選ぶ形で、デザイナーの意図は反映しずらい物でした。
変わらず。

・カタログのように、横方向に幾つかの画像を並べることができない(ギャラリー機能とは違う)
→別に画像を置いておいて、Htmlを埋め込めば可能ですが、「簡単に更新」を求めるユーザー層からは外れます。
変わらず。横並びにする方法はこちらにまとめました。

・メールアカウントを増やすのが有料なので、「メールはさくらかロリポップで」のような場合、AレコードとかMXレコードとか多少面倒。ただし、これはJimdoに限らない。
変わらず。ただ、特にjimdoに限らない。

・通販機能の決済について、クレジットカードはpaypalのみ
→まあこれはオプション機能のような物なので仕方ないと思います。通販をするなら、カラーミーやショップサーブやmakeshopの商品詳細ページにリンクを貼るのが良いと思います。
変わらず。PayPalも昔よりは普及しているが、通販を安価で始める事が目的なら、カラーミーやBASE、Stores.jp等の格安ショッピングカートを使用した方が良いです。


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