部屋片付けその2、もうカテゴリー分けさえしないパターン


先日部屋片付けについて書きましたが、途中で気力が萎えるパターンがあります。

最初はテレビやネットや断捨離的な書籍に感化され、
「今日から綺麗な部屋に住むんだ」的な決意をして部屋を片付け始めるのですが、
決意が大きい分、まずは部屋にドシャーっと片づけ対象の服やら書籍やら置いてしまい、
ひとつひとつ置き場所を決めているうちに、ふと我に帰ると、最初よりずっとちらかっていて気分が落ち込む、と言う状況です。

割れ窓理論では無いですが、散らかっていたら散らかす事に抵抗が無くなり、また元の汚い部屋に逆戻りです。
とにかく、さっさと見た目だけでも綺麗にする事が大切です。
引越しの前日、
「こんな広い部屋に住んでたのか! 引越し先では綺麗にするぞ!」
と、短期間だけ決意するあの状況に持っていくのです。

ただし、押入れなどの収納に一旦押しこむのはおすすめしません。結局汚い場所が移動するだけで、解決に向かっている訳では無いからです。

先日、カテゴリー別にとにかくダンボールに、と書きましたが、これも難しい場合は下記の方法があります。

とにかく、ジャンル別にも分けない。使う使わないも考えない。
捨てる捨て無いは後で考えるので、最悪大事な物が無くなっていても、部屋の中にはある。
印鑑やクレカのひとつやふたつ消えても死なない(※ウシジマ君的ないろいろな状況が重なれば別ですが)ので気にしない。
の心構えで、ひたすらダンボールに詰めます。
この過程では、人の心は持ちません。
思い出の品もボールペンも、1ページも読んでいないままXcodeがアップデートされてしまい、今度こそ、と買っているうちに3冊目になってしまったほぼ同じ内容のiPhoneアプリ制作の本も、片方だけの靴下も、まったく同様の物質として扱い、ダンボールにぶち込みます。
5箱目くらいで、さっき2箱目に入れた靴下のもう片方が見つかっても心を動かしてはいけません。
とにかく人事のように詰め込みます。

その内、見た目だけは佐藤可士和のオフィスの様なクリーンな感じになってくるので、掃除機と拭き掃除をしてその日は寝ます。

次の日、会社から帰った後、おもむろに1〜2箱目だけ開けます。
そしてそこからさらに、別の空のダンボールにカテゴリー別に放り込んで行くのです。
(紙、布、これはさすがに普段使うもの、など)

部屋自体は綺麗になっているので、見た目優雅な作業になり、惨めさや焦燥感は感じません。
ワイン片手に分類作業を行なって構いません。おしゃれです。

10日も経てば、割りとカテゴリー分けされたダンボール郡が出来上がっているはずです。
そこからやっと、本棚に入れたり、書類ボックスに入れたり、捨てる捨て無いを考えたり、の工程に入ります。
この時点では綺麗な部屋やオフィスの良さが心に沁みている時期なので、物が捨てやすいはずです。

部屋が汚いのは本人の性格上なるべくしてなっているので、上記工程が終わった後も、生活習慣が見違える可能性はあまり無く、またもとのように汚くなるはずなので、今のうちに出来るだけ捨てておきます。

私はとにかく物が無い状況が好きなのでこの方法で良いのですが、ビレッジバンガードの店内の様な部屋が好きな場合(気持ちはなんとなく分かる)は少し別の工夫が必要かもしれません。


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